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濾過機
濾過機の役割
水や薬液、その他各種液体からフィルターを用いて不純物を固液分離する装置です。一般的に、液体を循環させてバッグフィルターなどで濾過する通常濾過と、圧力をかけて濾過する加圧濾過式のフィルタープレスに大きく分類されます。
濾材はさまざま材質、形状、構造のものが存在し、濾過する対象物や液体の種類によって、金属、樹脂、セラミック、濾布などから選定します。
濾過機 メンテナンスメニュー
●濾過材の交換
●ケーシング内部洗浄
●配管洗浄
●パッキン、シール材の定期交換
●定期点検
濾過機 工事メニュー
●設置撤去工事
●配管工事
対象業界
化学工場、製薬工場、食品工場、上下水処理場
濾過機のよくあるトラブル&効果的な対処法
1.液詰まり(目詰まり)
フィルター、カートリッジの目詰まりは必ず発生します。定期点検やメンテナンスを怠った場合や、想定外の不純物が液体に混入した場合に発生します。
目詰まりにより圧力損失が増大し、必要な流量を確保できなくなります。また、フィルターの最大許容差圧を超えるとフィルター破れに至る場合があります。
バッグフィルターの前後に圧力計を設置し差圧管理をすることで、目詰まりの進行度合いを確認することができます。メーカー推奨値を参考にして、限度差圧を設計し、定期交換してください。限度差圧は製品の許容差圧以下としてください。
差圧確認できない場合が、定期的な開放点検を実施してください。
2.液漏れ
シール材が経年劣化すると、液体の漏れにつながります。薬液との相性や不純物の種類などによってシール材の劣化が早まる場合がありますので、注意が必要です。
パッキンやシール材は消耗品です。定期点検時にはシール材を必ず交換してください。
3.ケーシング腐蝕
対象液を、腐食性を持った液体や不純物が混入薬液に変更した場合に、よく起こるトラブルです。
対象液を変更する際には、事前に耐蝕性に問題がないかメーカーに相談し確認してください。腐蝕発生時は進行具合にもよりますが、予防保全の観点から早期の交換をお勧めします。
濾過機の工事メンテナンス内容例
濾過材の交換
工事人員:1名~  稼働時間:1時間~  交通費:別途  材料代:別途
濾過材の交換
1.配管内流水停止
2.濾過機取外し
3.カートリッジの取外し
4.カートリッジ洗浄、交換
5.濾過機内の洗浄
参考価格 ¥50,000~
【濾過材の交換のポイント】
目詰まりが多い場合は炉材の濾過性能を変更することで対応できます。
ハウジング洗浄
工事人員:1名~  稼働時間:1時間~  交通費:別途  材料代:別途
ハウジング洗浄
1.配管内流水停止
2.分解
3.ハウジング内洗浄
参考価格 ¥50,000~
【ハウジング洗浄作業のポイント】
定期的に洗浄を実施し事前に目詰まり対策をして下さい。
配管洗浄
工事人員:1名~  稼働時間:1時間~  交通費:別途  材料代:別途
配管洗浄
1.配管内流水停止
2.配管取外し
3.配管内洗浄
参考価格 ¥50,000~
【配管洗浄のポイント】
定期的に配管洗浄することでフィルターの詰まりを予防しメンテナンスサイクルを延長できます。
パッキンシール材の定期交換
工事人員:1名~  稼働時間:1時間~  交通費:別途  材料代:別途
パッキンシール材の定期交換
1.配管内流水停止
2.パッキンの交換
参考価格 ¥50,000~
【定期交換作業のポイント】
早期のチェックで液漏れ等の事前予防して下さい。
定期点検
工事人員:1名~  稼働時間:1時間~  交通費:別途  材料代:別途
定期点検
1.停止前に差圧確認
2.配管内流水停止
3.濾過材、カートリッジの点検
4.清掃、交換
5.再組立
参考価格 ¥50,000~
【定期点検のポイント】
定期的に分解することでフィルターの状況を把握しメンテ時期を計画できます。