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熱処理設備
熱処理設備の役割
熱処理は各種金属の焼入れ・焼戻しなどの熱処理を行うのに必要不可欠な工程で、本工程は高い管理精度で維持運営が必要です。真空炉をはじめ、電気炉、乾燥炉などの形式があります。熱源として、バーナーなど燃焼熱を用いる形式と、電気ヒーターを用いる形式があります。実験室だけでなく、金属、機械、化学工業、窯業をはじめ広く用いられています。
熱処理設備 メンテナンスメニュー
●カーボン材の交換、補修
●断熱材の交換、補修
●セラミックスの交換、補修
●ヒーター、バーナーの点検交換
熱処理設備 工事メニュー
●据付撤去工事
対象業界
全業界
熱処理設備のよくあるトラブル&効果的な対処法
1.炉内温度が上がらない
熱源の作動不良が考えられます。バーナーやヒーター本体の不良以外にも、電源(電圧降下、電流不足)や、ガス供給量の減少などが発生している場合があります。
熱風を送る送風機に異常があり、十分な風量が出ていない場合もあります。
また、シール装置の劣化により炉内の気密性が保たれていない場合や、断熱材に損傷が発生している可能性もあります。
バーナーやヒーターの点検を実施してください。もっとも劣化しやすい部品になるため、定期点検と補修、交換が必要です。高温に晒される炉内材料は劣化しやすいため定期的な交換や補修が必要です。断熱材やシール材なども定期的に補修、交換を実施しましょう。
2.温度分布の不均一
一部のヒーターやバーナーに異常が発生している場合があります。また、炉内の気密性が保たれていない場合や、断熱材に損傷が発生している場合もあります。
バーナーやヒーターの調整、温度調整計の点検校正を実施してください。調整で解決しない場合は交換が必要です。シール装置や断熱材に損傷が見られた場合は交換してください。
熱処理設備の工事メンテナンス内容例
カーボン材の交換、補修
工事人員:3名~  稼働時間:1日~  交通費:別途  材料代:別途
カーボン材の交換、補修
1.運転停止
2.開放冷却
3.分解、材料交換
参考価格 ※別途相談
【交換、補修作業のポイント】
経年変化による劣化が生じますので定期的に交換や補修が必要です。
断熱材の交換、補修
工事人員:3名~  稼働時間:1日~  交通費:別途  材料代:別途
断熱材の交換、補修
1.運転停止
2.開放冷却
3.分解点検
4.劣化した断熱材の交換
参考価格 ※別途相談
【交換、補修作業のポイント】
定期補修を実施し、炉の維持管理をすることで安定した温度管理が可能になります。
セラミックスの交換、補修
工事人員:3名~  稼働時間:1日~  交通費:別途  材料代:別途
セラミックスの交換、補修
1.運転停止
2.開放冷却
3.分解、材料交換
参考価格 ※別途相談
【交換、補修作業のポイント】
経年変化による劣化が生じますので定期的に交換や補修が必要です。
バーナー、ヒーターの点検交換
工事人員:3名~  稼働時間:1日~  交通費:別途  材料代:別途
バーナー、ヒーター交換
1.運転停止
2.開放冷却
3.分解、取り外し
4.バーナー、ヒーターの点検
5.必要に応じて交換
参考価格 ※別途相談
【交換作業のポイント】
基幹部品のため、定期点検による確実な保全管理を実施してください。