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安全装置
安全装置の役割
ボイラーを始めとする各種圧力容器及びその配管ラインにおいて、内部圧力が規定値を超えて上昇するのを防止し、容器自体 や付属器の損傷、あるいは爆発破壊等による災害を未然に防止する為に設置する装置です。
ほかに、異常昇温やガス漏れなどに対する安全装置があり、使用用途や安全対応に違いによって、単に警報を出すもの、自動で安全な運転範囲まで復旧するもの、自動停止させるものなどの対応方法があります。
安全装置 メンテナンスメニュー
●定期的な分解点検整備
●二次側配管の漏れチェック
●配管接続部のシート交換
安全装置 工事メニュー
●設置配管工事
●屋外防雨カバー取付工事
●配管保温工事
対象業界
全業界
安全装置のよくあるトラブル&効果的な対処法
1.誤作動、作動不良
安全装置はその性質上、頻繁に作動する装置ではないため、長年の放置による作動部固着や、経年劣化による作動不良などが発生することがあります。また電気信号を扱う検知器や警報器などは、電源異常や停電等による故障や作動不良が発生する場合があります。
定期検査を必ず実施しましょう。機器によっては、法定検査が義務付けられているものもあります。法令を良く確認し、取扱い説明書やメーカーの推奨点検に則って計画的に実施してください。
2.装置、容器、配管内部からのコンタミによるトラブル
設備改造工事や配管施工後、配管や機器内部に残留したコンタミが通気テストの際や運転時に、安全弁シート面や作動部、検知面などに付着することで作動不良や検知不良が発生する場合があります。
設備機器改造工事の際は、コンタミ混入に最新の注意を払い、試運転時に問題がないか良く確認する。
3.雨水によるトラブル
外部設置の安全装置において、雨水の侵入によるサビの発生、機器本体の腐食、電気接点の接触不良、漏電等の不具合が発生する場合があります。
外部設置の場合、防滴型を採用するか、雨除け等の配慮が必要。また定期点検の際は、作動チェックだけでなくサビの発生や雨水の侵入形跡がないかなどの確認を行いましょう。
安全装置の工事メンテナンス内容例
分解点検整備作業
工事人員:1名  稼働時間:1日~  交通費:別途  材料代:別途
分解点検整備作業
1.安全弁の分解
2.分解した部品の清掃
3.シート部の摺合せ
4.安全弁の組立
5.安全弁の圧力設定
参考価格 ¥80,000~
【分解点検整備作業作業のポイント】
部品の清掃とシート部の摺合せにより、本体の耐用年数が延びます。
設置配管工事
工事人員:2名  稼働時間:1日~  交通費:別途  材料代:別途
設置配管工事
1.取付部分のゴミ除去
2.安全弁の取付
3.二次側配管の施工
参考価格 ¥120,000~
【設置配管工事のポイント】
正常な作動が行われるように配管内部のフラッシングをすることが重要です。
屋外防雨カバー取付
工事人員:1名  稼働時間:半日  交通費:別途  材料代:別途
屋外防雨カバー取付
1.防雨カバー仕様確認打ち合わせ
2.防雨カバー製作
3.取付工事
参考価格 ¥100,000~
【屋外防雨カバー取付のポイント】
本体取外しの妨げにならず、なおかつ、雨水侵入を防ぐように製作取付します。
配管保温工事
工事人員:2名  稼働時間:1日~  交通費:別途  材料代:別途
配管保温工事
1.流体使用の確認
2.保温詳細の確認
3.保温工事
4.保温外視確認
参考価格 ¥150,000~
【配管保温工事 のポイント】
流体温度と外気温度差が生ずることによる配管腐食(結露)を防ぐことができます。