粉体搬送設備のよくあるトラブル&効果的な対処法
1.貯留粉体の排出不良
一番多い問題は貯留漕からの排出する際に発生する、ホッパーからの排出不良です。粉体の種類や水分含有率、充填量減少など影響でホッパー内にブリッジが発生し排出装置まで粉体が落ちてこなくなります。
設計段階から粉体に合わせた機器設計を行い、ブリッジ発生を予防する、もしくはブリッジが発生しても解消できるような装置を組み込んで置くことが重要です。ブリッジが水分含有率によって大きく影響されるため、貯留物の水分管理も重要になります。
2.貯留槽や配管内部での詰り
粉体の壁面への付着や、内部での凝着、固着により詰まることがあります。
定期的な点検整備、清掃を実施してください。エアノッカー等を使用して詰りを防止することも有効です。頻繁に詰りが発生する場合は、搬送方法の変更を検討する必要があります。
3.機器類の摩耗によるトラブル
搬送する粉体が金属系や硬度が高い粒子の場合、ロータリーバルブや配管などは摩耗し、作動不良や破損が発生する場合があります。
メーカー推奨の定期点検を実施してください。ロータリーバルブなどは消耗品と考え、定期的な交換が必要になります。
4.粉体の洩れや拡散による周辺機器のトラブル
粒径が細かい粉体の場合、各部の隙間から漏れやすく、設備周辺や工場建屋内に粉体が蓄積し、作業環境を悪化させます。
粉体が漏れないよう各部隙間の管理を徹底します。また、フィルターや集塵機などを設置し、粉体が拡散しないよう対応します。